Talk / Workshop

日本の藝術形式を古典籍から学ぶ ワークショップ

参考作品 / works for reference
Patty Hudak
“Branches”     2019
屏風、巻子、折本
Folding screen, scroll and bound books

(English follows.)

コンピュータで使われる用語「スクロール」、語源は日本の巻物(巻子本)だった!

木版画のアーティストや、その他の分野でクリエイティブな仕事に携わる方々(例えば、コンピュータを駆使して動画・映像制作に携わるクリエーター)を主な対象に、日本の藝術形式を古典籍に学ぶワークショップを開催します。

古典籍とは江戸末まで約1200年間にわたって、継続し製作されてきた書物を指し、さまざまな形態があります。例えば巻子本(巻物)、綴じ本、折本、屏風などが代表的ですが、書かれている内容により形態が異なるなどの特徴があります。

製本に使う材料や道具では、将来の修復のために剥がれやすい糊を使う、容易に解体できるように糸で綴じるなどもまた興味深い点で、これら昔からの製本法、素材や道具に日本の文化の特性を見ることができます。

木版画で製作された冊子本の本文中に差し加えられた絵が、やがて量産を目指す版画として展開して浮世絵として普及したことも興味深い点です。

今回のワークショップは、コンピュータを駆使して動画・映像制作している、日本のクリエーターの表現のバックボーンについて、巻子本、折本、屏風などの製作を通して知識と技術を学ぶことが出来ます。

ワークショップは、二週に渡り土曜日、日曜日を開催日として、計4日間となります。

日 時:2020年11月21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)
各日10:00~17:00
会 場:アーツ千代田3331 B104又はB109
東京都千代田区外神田6-11-14
主 催:一般社団法人産業人文学研究所(CfSHE/MI-LAB)
参加費:8万円(税別)
募集人数:8名
締切日:11月11日(水)
(申込フォームは英文の案内の先にありますので、そちらまでスクロールしてください。)

 講 師:楚山俊雄氏(フジ現代版画研究所 代表/MI-LABボードメンバー)
フジグラフィックス 代表(1983年~2017年) フジ現代版画研究所 設立(2017年~)
「版画──進化する技法と表現」(文遊社)2007年 技術指導・制作=後楚山俊雄(写真を使った銅版画)

内容:http://endeavor.or.jp/mi-lab/wp-content/uploads/2020/10/bec6ca3408e1e15353e591c2c9d13683.pdf
プログラム:http://endeavor.or.jp/mi-lab/wp-content/uploads/2020/10/Japanese-art-form-WS_Program_JP.pdf

Workshop “Learning Japanese art form from traditional books”

Did you notice that the computer term “scroll” has the same etymology as Japanese traditional scrolls?

We are going to hold a workshop to learn Japanese art form from traditional books for Mokuhanga artists and those who are working in other creative fields, such as creators who are involved in image and video production making full use of computers.

The traditional books refer to books produced continuously for about 1200 years until the end of Edo period. There are various forms, such as scrolls, bound books, folding books and folding screens. In general, the form differed depending on the contents.

 

It is interesting to study what materials and tools were used for bookbinding. They used glue that was easy to peel off for future restoration, and bound books with thread so that they could be easily disassembled. You can see the characteristics of Japanese culture here.

The illustrations of the books printed with woodblock were developed as prints aimed at mass production and eventually became ukiyo-e, which was extremely popular in Edo period. It is also an interesting fact.

In this workshop is designed for creators who are involved in image and video production by making full use of computers. We would like to propose them an opportunity to learn the backbone of their expressions.

The workshop will be held for 4 days on 2 weekends in succession (on Saturdays and Sundays).

 Date and Time:         November 21-22 and November 28-29, 2020 from 10:00~17:00
Place:                3331 Arts Chiyoda, B104 (or B109)
           Sotokanda 6-11-14, Chiyoda-ku, Tokyo
Organizer:        Center for Science of Human Endeavor(CfSHE/MI-LAB)
Participation fee: 80,000JPY (+ tax 10%)
Capacity:          8 persons
*Please send your application by Wednesday, November 11, 2020.
Instructor: Mr. Toshio Soyama (Director of FUJI ART PRINT LAB, a board member of MI-LAB) 1983-2017      Director of FUJI GRAPHICS
2017               Founder of FUJI ART PRINT LAB
Publication:
“Prints – Evolving Techniques and Expressions” (Bunyu-sha, 2007)
technical instruction and printmaking by Toshio Soyama (photo etching)

Program:http:http://endeavor.or.jp/mi-lab/wp-content/uploads/2020/10/Japanese-art-form-WS_Program_Eg.pdf

お申し込み / Application Form

 

お名前(必須)/ Name (required)

メールアドレス(必須)/ e-mail (required)

所属 / Company

電話番号 / Tel

- -

 


1-day workshop “SUMAFO-KARA-MOKUHANGA”
(Making Mokuhanga from your smartphone)


(Click the image to zoom in)                    In the past, you needed computer and certain application for editing photos digitally. Now that devices like smartphone have evolved, you can do everything only by your smartphone from shooting photo, editing and retouching images. In this workshop, you will learn easy image retouching by using the smartphone application “AdobePhotoshopExpress”. Based on the retouched image as sketch, you will create a woodcut print.

 

Date (either date is the same contents)
Saturday October 19, at 11:00 am. – 5:00 pm.
Sunday October 20, at 11:00 am. – 5:00 pm.

Participation fee
3,000 JPY per person, per day (Tax and material use included)

Instructors
湯浅 克俊 Katutoshi Yuasa; Artist, Organizer of EAST TOKYO MOKUHANGA STUDIO
柏木 優希 Yuki Kashiwagi; Artist, School teacher

Venue
Studio room B104, 3331 Arts Chiyoda, Soto-Kanda 6-11-14, Chiyoda-ku, Tokyo

Participants are requested:
– to bring well charged smartphone device of your own, which has access to internet.
– to download the application before beginning of the workshop:
Link to the download page (for Android) / (iOS)
– to shot a few photos by the device to be retouched and edited to be realized as Mokuhanga work prior to the workshop.

Participants are invited to bring your own carving tools for woodcut printmaking use. Few tools set are available upon request at the site.

How to apply
Click here to go to application form
Application deadline is October 14, 2019

For more details and information, please refer to:
NPO The International Mokuhanga Association
This workshop is organized by NPO The International Mokuhanga Association

ワークショップ 『スマホから木版画』

今までは写真をデジタル編集する場合、パソコンとフォトショップなどの専用ソフトが必要でした。しかし、スマートフォンが進化した今では撮影から編集・加工までを全てスマートフォンだけで完結させることができます。
このワークショップではスマートフォンアプリ「AdobePhotoshopExpress」を中心にした手軽な画像加工を学び、その加工した画像を下絵とした木版画作品を制作します。

■ 日 程
第一回 10月19日土曜日(11時~17時)
第二回 10月20日日曜日(11時~17時)
第一回、第二回共に同じ内容となります。どちらか日程を選んでご参加ください。

■ 参加費 1人 3,000円(材料代込み)

■ 講 師
湯浅 克俊 Katutoshi Yuasa(1978年東京生まれ)
2002年武蔵野美術大学卒業、2005年英国王立芸術大学修了。大学院修了後は世界10ヶ所以上のアーティスト・イン・レジデンスに参加し、様々な国で作品制作を行う。国内外で数多くの個展を開催、美術館での展覧会にも出品。EAST TOKYO MOKUHANGA STUDIOを開設し、木版画の指導も行う。現在、多摩美術大学非常勤講師。

柏木 優希 Yuki Kashiwagi(1991年静岡生まれ)
2014年武蔵野美術大学卒業、2016年同大学大学院修了。大学院修了後にデジタルファブリケーションと出会い、レーザーカッターと水性木版画を組み合わせた制作を行っている。2018年に初個展「Starting Pixel/Point」(銀座・櫟画廊)を開催。

■ 持ち物・事前準備
・充分な充電をしたスマートフォンをお持ちください。
・彫刻刀をお持ちの方は自分が使用する分をご持参ください。お持ちでない方は貸し出します。
・ワークショップ内で加工し、木版画にするための題材となる写真をスマートフォンで事前に3~5枚撮影してきてください。
・ワークショップ内で使用するアプリ「AdobePhotoshopExpress」の事前インストールをお願いします。PhotoshopExpressは無料で使用できます。
アプリDLリンク   (for Android) / (iOS)

■ 会 場 アーツ千代田3331 地下一階 B104スタジオ

■ 申し込み お申し込みフォームはこちら (10月14日締め切り)

詳細・参加登録はこちら(特定非営利活動法人国際木版画協会日本委員会)

主催 特定非営利活動法人国際木版画協会日本委員会


AIRセミナー

CfSHEでは、海外アーティスト・イン・レジデンス(以下、「AIR」)に日本人アーティストが申請するための履歴書やアーティストステートメント作成に必要な知識習得を目標に、数年にわたり「AIRセミナー」を実施してきました。
その結果多くのアーティストがさまざまな国のAIRに参加し、活発な制作活動に取組んでいます。

2018年のAIRセミナーは二部構成で行います。
実際に海外AIRに参加したアーティストによる「第1部 海外AIRの体験紹介」と、AIRに参加した後、海外で制作活動を継続してゆくために必要な現地のギャラリーとの契約関係についてのレクチャーを「第2部 アーティスト・セルフマネジメント講座」として実施します。

第1部 海外AIRの体験紹介セミナー(無料)

日時:  2018年9月15日(土)15:00 ~ 17:00
講演者: 飯塚緑氏(紹介AIR:Constellation Studios USA・オマハ)
滝澤徹也氏(紹介AIR:Donkey Mill Art Center USA・ハワイ)
小林利光氏(紹介AIR:Pier-2 Artist In Residence 台湾・高雄)
湯浅克俊氏(紹介AIR:Kloster Bentlage / Rheine ドイツ)
Pro Artibus / Tammisaari (Ekenäs) フィンランド
The Danish Art Workshops / Copenhagen デンマークなど、複数の事例を紹介します。

第2部 アーティスト・セルフマネジメント講座(参加費3000円)

日時: 2018年9月15日(土)17:30 ~ 19:30
講師: アーティスト 湯浅克俊氏
経歴: 武蔵野美術大学卒業後、渡英。英国の大学院卒業後、木版画アーティストとして国内外で活躍。ヨーロッパを中心に毎年AIRに参加し、同時に欧米のギャラリーと契約を結び販売拠点を確保。

欧米のギャラリーと結んだ契約について及びそのきっかけ作りのポイントなど、実践的な内容を紹介いただきます。

参加費は会場にてお支払いください。

申し込み

弊所よりお送りしている案内メールへ、ご氏名・連絡先等を記載の上返信ください。


第2期 日本の伝統技術を携えて海外を目指す「インストラクター養成講座」

産業人文学研究所(CfSHE)が運営する国際木版画ラボ(MI-LAB)では、1997年から海外のアーティストや教育者に向けて、水性木版画(以下、「木版画」)の研修の機会を提供してきました。
これまで200人以上が卒業し、そのうち博士号を取得した方が6名、図書刊行7件、教職に就いた方28名、スタジオ開設39件、研究者となった方22名、自国でのアーテイスト・イン・レジデンス開設が6件となっています。
このような背景から海外大学生が来日しての夏季ワークショップ、また大学教員から木版画技法や裏打ち、和綴じなどの研修を受けたいとの要請も増えています。これまで木版画及び表具に関する領域では一般的に技術中心で指導されてきましたが、MI-LABにおいて近年高い評価を得ているのは、日本で発達した道具、素材、表現方法の来歴や過去の社会的背景などの解説を交えて技法指導をすることで、理解が深まるという点にあります。
当講座では、海外において日本の伝統技術を指導するとともに、素材や道具の来歴や自然観などについて、英語による解説ができるようになることを目指します。
これにより海外のアーティストに対して、自然観に培われた日本の材料や道具による表現方法の成り立ちを伝えることができ、より深い理解を醸成できます。海外の美術系機関でこれらを教育する機会も増えることが期待できます。日本独自の和紙をはじめとした材料や道具分野の活性化に寄与できるでしょう。
同時に、日本人アーティストの新たなキャリア形成を目指しています。
したがって、木版画を基本として制作し、海外を目指すアーティストの参加を歓迎します。

2017年度は4人の受講生へインストラクター養成講座を実施しました。
書誌学を背景とした木版画を理解し、裏打ち、和綴じ、折本などに代表されるわが国の製本技術の実技や道具・材料に関してまとめた指導のためのハンドブック作成のための議論に取り組みました。
2018年度は2017年度と同様のプログラムに加え、オプションとしてこのハンドブック完成へ向けての内容精査も取り入れる予定です。それに伴い、2017年の養成講座で議論した「Contemporary Mokuhanga Handbook」を読んでのコメントや、精査に向けてリサーチを講座内で提出していただくことがあります(詳細は説明会にて)。

当講座における伝統的技術の主な対象項目:
「木版画・和綴じ・折本・裏打ち」

※ 当講座は座学やワークショップの授業だけでなく、協働でテキスト作りや指導方法の議論を深めるため、参加者の積極的な提案や主体性が求められます。初回のオリエンテーションで上記の対象項目から分野を選択し、開講期間を通じて、それぞれに担当分野についてのリサーチやテキスト化を行います。最終回では英語のプレゼンテーションができるようになることを目指します。

実施要項

主催: 産業人文学研究所
定員: 4名
募集資格:30歳前後の水性木版画を中心として制作活動中のアーティスト
日時と内容:
第1回 9月1日(土) 参加者の従来実施している指導内容をプレゼン形式で披露
トゥーラ・モイラネンによる指導デモと各参加者の指導内容についてのコメント
第2回 9月8日(土) 木版画の指導全般やテキスト、道具材料に関わる英単語の習得
第3回 9月29日(土) ばれん職人によるばれん包み替え、ベタ摺りの実技指導
第4回 (日程調整中) 裏打ち、和綴じ実技指導
第5回 11月10日(土)【午前】折本実技指導【午後】木版画英語指導方法の学習
第6回 12月8日(土) 英語による指導内容の発表
*プログラムの内容やスケジュールについて、随時見直しが行われる可能性がありますがご了承ください。
参加費:¥50,000 (税別)
会場: CfSHEギャラリー(アーツ千代田3331内 B109)

※上記6回の講座の他に、書誌学の理解を深めるため巻物実技のワークショップ3日間実施します。日程は指導者、講座参加者で調整の上決定します。

講師:
日本の伝統技法の来歴について・・・楚山哲雄、楚山俊雄、後藤英彦
水性木版画の英語による指導方法・・・ トゥーラ・モイラネン、ニッコロ・バルバッリ
英語指導の定型化・・・ 藤岡勇人

説明会

日時:2018年8月3日(金)18:00~19:00
会場:CfSHEギャラリー
東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 B109
電話: 050-3304-9001
申込:コンタクトフォームよりカテゴリー「Seminars/Education program/セミナーや教育プログラム」を選択し、質問内容へ説明会名を記載の上、送信ください。日程が難しい方もこちらへご相談ください。


Constellation Studios AIR 説明会

Constellation Studiosはアメリカネブラスカ州オマハにある版画やブックアート、グラフィックを専門とするなアーティスト・イン・レジデンスです。ディレクターのカレン・クンツ氏は長年、ネブラスカ州立大学リンカーン校で教育者およびアーティストとして活躍してきました。2011年に実施された第1回国際木版画会議では国際委員会委員長として、初めての木版画の国際会議を成功に導きました。
Constellation Studiosは日本人アーティストを継続的に受け入れており、これまで飯塚緑さん、斉藤思帆さん、中村綾花さんが参加しています。
つきましては今回、2018年秋のレジデンスアーティストの募集説明会をCfSHEギャラリーで行います。会ではこれまでConstellation Studiosに滞在制作したアーティストに体験を紹介して頂き、今後滞在を希望する皆さんの理解を深めて頂けたらと思います。
Constellation Studios

Home

日時:2018年2月10日(土)14:00~16:00
会場:CfSHEギャラリー
東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 B109
電話: 050-3304-9001
申込:コンタクトフォームより説明会名を記載の上送信ください。


木版画の未来を語る懇談会

産業人文学研究所では水性木版画に関わる日本人のアーティストや研究者を対象に「木版画の未来を語る懇談会」を開催します。木版画の海外普及に努めてきた主催者は未来を考える上でグローバルな視点を提案します。そこで第一部には、木版画のグローバルコミュニティーの一つである第3回国際木版画会議ハワイ大会(2017年9月28日〜10月1日に開催)の主催者と参加者をゲストに招き、スライド写真を紹介しながら会議の感想や裏話を語り合います。そこから第4回目の2020年会議に期待することも考えてみたいです。グローバルな視点を踏まえて第二部は、ドリンク片手に参加者が自由に木版画の未来を考えるための意見交換の時間とします。要予約、先着順で定員20名です。

開催概要:
主催:産業人文学研究所
定員:先着20
対象:水性木版画に関わるアーティスト及び研究者
進行:藤岡勇人 (産業人文学研究所研究員
ゲスト:柏木優希 (アーティスト)
後藤英彦 (菊英代表)
守野上節子 (ドンキーミルアートセンター名誉会長)
湯浅克俊 (アーティスト)

参加費:¥1,000 (税込、ドリンク付き)
日時:2017年11月28日(火) 18:30 – 20:30
会場:アーツ千代田3331 B104(地下一階)
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
TEL: 050-3304-9001

次第:
第一部
18:30–18:45  第3回国際木版画会議ハワイ大会(IMC2017)の報告
18:45-19:30  IMC2017の主催者・参加者による座談会
第二部
19:35-20:30  「木版画の未来を語る」ディスカッション
お申込み:
お申込はコチラからお願いします。


日本の伝統技術を携えて海外を目指す「インストラクター養成講座」

(English follows)
1.2017年受講生募集趣旨と背景

産業人文学研究所が運営する国際木版画ラボ(MI-LAB)では、1997年から海外のアーティストや教育者に向けて、水性木版画の研修の機会を提供してきました。これまで200人以上が卒業し、博士号修得者6人、図書刊行7件、教職28人、スタジオ開設39件、研究者22人、AIR開設6件という状況が生まれています。このような背景から海外の大学生のサマーキャンプや、大学教員から水性木版画技法や裏打ち、和綴じなどの研修なども要請されています。これまで水性木版画などは一般的に技術指導が中心に取り組まれていますが、MI-LABにおいて近年高い評価を得ているのは、日本において発達した道具、素材、表現方法の来歴や過去の社会的背景などを交えた解説とともに、技法修得の指導を行うことによる理解増進にあります。

当該講座は、海外において日本の伝統技術を指導するとともに、素材や道具の来歴や自然観などについて、英語による解説を目指します。これにより海外のアーティストなどに対して、自然観に培われた日本の材料や道具による、表現方法の成り立ちを伝えることができ、より深い理解を醸成できます。海外の美術大学における教育機会を獲得し、日本で発達した和紙をはじめとした材料や道具の活性化に寄与できると考えます。2018年度では受講生の中から海外の美術大学やAIRなどへ派遣し、実践を積んでいただくプログラムを行う予定です。これによりアーティストの新たなキャリア形成を目指します。
水性木版画を基本として海外を目指すアーティストの参加を歓迎します。

講座における伝統的技術の主な対象項目:
「水性木版画・和綴じ・折本・巻物・裏打ち・拓本」

※ 当講座は座学やワークショップの授業だけでなく、協働でテキスト作りや指導方法の議論を深めるため、参加者の積極的な提案や主体性が求められます。初回のオリエンテーションで上記の対象項目から分野を選択し、開講期間を通じて、それぞれに担当分野についてのリサーチやテキスト化を行います。最終回では英語のプレゼンや指導書を参加者同士で共有できるパッケージとして完成させます。

2.実施要項
主催:産業人文学研究所
定員:6名
募集資格:30歳前後の制作活動中のアーティスト
講師:Tuula Moilanen、楚山俊雄、楚山哲雄、後藤英彦(講師略歴はコチラ
参加費:¥30,000 (税別)
日時:2017年 10/20(金)、11/18日(土)、12/16(土)
2018年 1/20(土)、2/17(土)、3/24(土)
10:00 – 17:00
会場:CfSHEギャラリー(アーツ千代田3331内 B109)
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14-B109

TEL: 050-3304-9001

3.お申込み:
お申込はコチラからお願いします。
受付後、ご登録のご住所に請求書をお送りします。

4.スケジュール、内容:

*プログラムの内容やスケジュールについて、随時見直しが行われる可能性がありますがご了承ください。

第1回
10/20(金)
参加者の従来実施している指導をプレゼン、
Tuula Moilanenによる指導デモ、ディスカッション
第2回
11/18(土)
水性木版画・裏打ち・和綴じ、
道具材料の来歴並びにばれんについて
第3回
12/16(土)
裏打ち、和綴じ実技指導
第4回
1/20(土)
水性木版画英語指導方法
第5回
2/17(土)
水性木版画英語指導方法
第6回
3/24(土)
英語指導の個別発表

Instructor training course for who aims to bring abroad the Japanese traditional techniques

1. Background of collecting applicants and summary of its guideline

Mokuhanga Innovation Laboratory (MI-LAB) arranged and managed by Center for the Scienece of Human Endeavor (CfSHE) have been offering occasion for learning the Mokuhanga (Water-based Woodblock Printmaking) to artists and educators in the world since 1997. Until now more than 200 had finished the laboratory, among which 6 have obtained doctor’s degree, 7 have made some publication, 28 engage in education, 39 have settled own studios, 22 became researchers, 6 coordinate some Artist-in-residence. Seen this situation, summer camps for foreign university students have been requested, as well as course for learning Mokuhanga, Ura-uchi (Paper Mounting), and Watoji (Book binding) have been required by university professors. In the past Mokuhanga course, the technical instruction has been made mainly, while in recent years it’s been highly appreciated the instruction with giving the explanation of tools, materials and expressive mean developed in Japan and its history and the social background so that making well understand the tradition.

In this course the applicants will study with the aim of becoming instructor abroad not only of the Japanese traditional technique but for explaining in English the histories of tools and materials, as well as our particular point of view for the nature, so that they transmit to the foreign artists the origin of the expressing approach by using Japanese nature-based materials and tools, getting to know them intensely. We believe that this program will offer educating occasion in the art academy abroad, and will contribute to the revitalization of Japanese Washi and other traditional materials. In the year 2018, we are having program where some of the participants will be dispatched to foreign art academies, universities and Artist-in-residence, so that they will practice at the site. This will make enable the new career formation of the artists.
Welcome the artist who intend to expand their activity to abroad based on Water-based Woodblock printmaking.

Main subjects to be learned in the course:
Water-based Woodblock Printmaking / Wa-toji (Book binding) / Ori-hon (Accordion book) / Maki-mono (Scroll) / Ura-uchi (Paper mounting) / Taku-hon (ink rubbing print)

Note: In this course participants are requested to be independent enough to make own proposal in the discussion about making textbook and instructing approach in collaboration with others. They are requested also to choose interested field among the above materials, for which they will make research through the course which will finally be realized in a form of text. In the final day the presentation and the textbook realized in English will be completed as a package to be shared among the participants.

2. Guidelines and requirements

Host: CfSHE
Max attendees: 6
Requirement: Artists in activity of around age 30.
Instructor: Tuula MOILANEN, Toshio SOYAMA, Tetsuo SOYAMA, Hidehiko GOTO (see the complete biography of instructors from here)
Fee: 30,000 JPY + VAT
Schedule:
Fri. 20th Oct. / Sat. 18th Nov. / Sat. 16th Dec. of 2017,
Sat. 20th Jan. / Sat. 17th Feb. / Sat. 24th Mar. of 2018
10:00 a.m. – 5:00 p.m.
Venue: CfSHE Gallery (room B-109, Arts Chiyoda 3331)
Address: B109, 11-14, 6-chome, Sotokanda, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan 101-0021
TEL: +81-050-3304-9001

3. Application
Please make your application from here.
After our receipt, we will send invoice to the registered address.

4. Program details
Please note that the contents and schedule of the program are subject to modification.

1st day – 20th Oct.: Showing participants’ own instructing way
Demonstration of Instruction by Tuula Moilanen and discussion
2nd day – 18th Nov.: Water-based Woodblock Printmaking, Ura-uchi, Wa-toji
Lecture of Baren and history of tools and materials
3rd day – 16th Dec.: Practical instruction of Ura-uchi, Wa-toji
4th day – 20th Jan.: How to instruct in English the Water-based Woodblock Printmaking
5th day – 17th Feb.: How to instruct in English the Water-based Woodblock Printmaking
6th day – 24th Mar.: Individual presentation of English instructing


AIRセミナー:Beyond the Border はじめの一歩を踏み出そう

第4回AIRセミナー受講生募集

私たちは2014年より毎年、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)を活用したアーティストのあり方を考えるセミナーを開催してきました。昨年はBeyond the Border –あらゆるボーダーを乗り越えるために- をテーマに、実際にAIRに応募するための実践的な内容の授業を全6回行いました。

第4回となる今回のAIRセミナーでは、昨年に引き続きBeyond the Borderをテーマに、AIRに参加するための「はじめの一歩を踏み出す」手助けをします。作家資料の作成(日本語・英語)から応募書類の記入テクニックまで、多くの実践的な演習を通して具体的に指導します。

世界には数多くのアーティスト・イン・レジデンス(AIR)があります。ニューヨークやロンドン、パリなどの有名な都市の中心部にもあれば、北欧や南米、ジャングルの中など大自然の中にもAIRはあります。旅行のように数日間滞在するのではなく、数週間から数ヶ月滞在できるのがAIRの特徴です。短期旅行では見えてこないその国の本質がAIRでは見ることができます。その国の日常生活を体験できること、仮の日常生活の中で作品を作ること、そのような経験はあなたの作品に刺激を与え、人生を豊かにすることでしょう。現在、世界状況は非常に不安定になっています。しかし、だからこそ自分の目で世界を確かめることも大切なのではないでしょうか。私たちは世界各国に独自のAIRネットワークを持っています。ネットワークを有効利用したアーティスト情報の共有が、滞在先での安心を生み出します。

アーティストにボーダーはありません。しかし、ボーダーを乗り越えるためにはスキルが必要です。英語力、文章力、プレゼン力、交渉力など。AIRへの応募、滞在制作の経験を通してその全てを学ぶことができます。世界はみなさんに開かれています。その一歩を踏み出しましょう!

プログラム要項

主催: 産業人文学研究所
定員: 先着20名
募集資格: 30歳前後の制作活動中のアーティスト、アーティスト・イン・レジデンスに興味がある方
参加費: 6回分一括払い ¥28,000 (税別)
分割払い ¥30,000 (税別)
日時: 2017年4月~7月 毎月1回、 第5回、第6回日時要確認
会場: CfSHEギャラリー(アーツ千代田3331内 B109)
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14-B109
TEL: 050-3304-9001
詳細はこちら(PDF / 準備中)
お申込み、資料請求はコチラ(登録サイト)

スケジュール

第1回
4/22(土)
オリエンテーション
世界のアーティスト・イン・レジデンス(AIR)、 公募展、国際会議について詳しく知る
第2回
5/20(土)
プレゼンテーション演習1
作家の資料(略歴、ステイトメント)を日本語と英語で作成する
英語資料の指導、添削も行います!
第3回
6/24(土)
プレゼンテーション演習2
渡航対策と助成機関を知り、治安、安全と渡航費用の対策を立てる
実際にAIRに応募します!
第4回
7/16(土)
プレゼンテーション演習3
AIR参加者から体験談を聞く。AIR滞在先での実生活を知る。(これまでのセミナー受講者の中でAIRに行かれた方をゲストにお呼びします。)
第5回
未定
2泊3日のレジデンス体験
河口湖にある木版画レジデンスMI-LABに滞在してAIR体験をする。(湖畔散策、野外スケッチ、ディスカッションなどを行います)
※別途費用がかかります
第6回
未定
ネクストステージ
これまで学んできたこと、今後の目標をプレゼン発表する。(AIRに応募した方はその結果についても発表していただきます)